別館 魑魅魍魎

2011-09-23から1日間の記事一覧

『有頂天音吉(うちょうてんのんきち)』 まとめその1

『有頂天音吉(うちょうてんのんきち)』呉服屋の若旦那の音吉(のんきち)は放蕩三昧の暮らしの果てにとうとう父親に勘当され、今じゃ長屋で貧乏暮らしの毎日を送っていた。とは言っても、芸者のお憂(ゆう)と暮らしていたから、ちっとも寂しくはなかった。 勘当…

『有頂天音吉(うちょうてんのんきち)』 まとめその2

急の夕立ちがあって、音吉は太鼓持ちの佐吉と急いで長屋へ舞い戻って来た。両国に相撲を見に行くつもりだったが、濡れるのが嫌だから簡単に諦めた。 佐吉は大そう楽しみにしていたみたいで、濡れた髪の毛を手拭いでバサバサッと無造作に拭いながらブツクサ文…

『有頂天音吉(うちょうてんのんきち)』 まとめその3

道楽が高じて芸術の域に達するような高尚さはあいにく持ち合わせていなかったから、 音吉はその世界とはほぼ無縁の人であった。しかし、彩千代の書く物には何となく 心惹かれるものがあった。芸術家に憧れて上州高崎から東京に出て来た彼女はカフェーの 女給…

『有頂天音吉(うちょうてんのんきち)』 まとめその4

彩千代の働くカフェーにて。 音吉、喫茶席で一人、彩千代の手帳を声に出して読む。 側でその姿を見守る和装の女給姿の彩千代。(して、今日は胸元が緩くない。)「 『蝉』和田彩千代音吉は呑気に 蝉を採って 佐吉に随分と自慢気に 見せびらかす ラヴ憂」音吉「…

「有頂天音吉(うちょうてんのんきち)」まとめその5

「有頂天音吉」 こんな夢を見たにょん。外をブラブラしていると、突然大雨が降ってきたにょん。 それで大急ぎで手頃な軒下を見つけて雨宿りをしたにょん。 特に約束もないから、ここで呑気に雨が上がるのを待とうと思ったけれども、 稲光がピカッと世界を照…

アイドルたちの名言

名言というか良い事言ってるなってものを。 思いっきりどや顔したっていいでしょ? だってアイドリング!!!でいることに誇りもってやってるし 1号から26号まで今まで、共に築き上げてきた メンバーに誇りをもってるから横山ルリカ 2011-06-26ブログより 精…