別館 魑魅魍魎

2017年、2018年

2017年の話をする前に、まず2016年の話をしたい。2016年はフィロソフィーのダンスの年だった。いい音楽と楽しいライブがそこにあり、ヲタクの頭数に対して毎回狭いライブハウスでライブをすること以外は満足していた。ただ、どこか刺激や熱量に物足りなさを感じていた。


そして2017年。
1月から3月。2016年の終わりから足を運んでいたピンクベイビーズのリリイベが中心。どこかで糸が切れたかのように行かなくなってしまい、グループも間もなくして現体制終了、実質解散となってしまった。
3月に原宿物語だったかを見にふらっと行った対バン(奇しくもGirl's Bomb!!であった)で久しぶりにREADY TO KISSのライブを見る。心躍るライブだった。物足りなかった何かが、そこにはあった。2017年によくライブを見たグループの1つであるワンダーウィードに出会ったのもこの対バンだったし、3月は2017年のターニングポイントだったと思う。


5月。レディキス、ベビキスが出る対バンに通う中でSAY-LAに出会う。知り合い経由で噂は聞いていたが、「スーイスイってなんだよ…」という感じだったし、ちょっと冷やかしたろうかなくらいの気持ちで始めは見たと思う。曲のよさとフリコピの楽しさ、そしてSAY-LAメンバーのアイドルらしからぬフラットな発言がおもしろくてすぐに通うようになる。

6月。西野葵に出会う。一方的な勘違いかもしれないけど、葵ちゃんとは相性がよかった。現場環境も悪くなくて、ライブも楽しくて、推しもいて…葵ちゃんがいた3か月間はヲタク活動史上で一番楽しかった。
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8月。関ヶ原関ヶ原が2017年で間違いなく一番楽しいライブイベントだった。来年も行きたい。
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9月。西野葵が卒業する。一緒に過ごせた期間としては短かったかもしれないけど、思い入れがあった分だけ気分は落ちた。

10月。CoverGirlsのライブが楽しい。気兼ねなくライブが見れて、曲も全部よくて。長く活動してるだけあって曲数が多く、足を運ぶたびに新たな発見があったりして、毎回が楽しかった。それは今もそうだ。
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SAY-LA・レディキスの福岡遠征。初日はとんでもない僻地の倉庫(ライブハウス)でライブを見たのが印象深い。前日にレディキスワンマンを見てすでに疲労困憊していた俺は22時30分開始のライブを見ることなく宿に帰った。22時30分開始のライブって犯罪でしょ…。

11月。カバガのリリース記念ワンマン。好きになって間もないタイミングのワンマンで、新鮮さも相まってかなり楽しめたのが記憶に新しい。その後、カバガ・SAY-LA・ワンダーウィードのライブを見に名古屋遠征をする。この3グループのライブがあれば遠征しても楽しめるとは思ってたけど、それが確信となったライブだった。

12月。毎週火曜日に催されるジュリアハウス主催の対バン(GIRLS INFINITY TUESDAY)で出会った、われらがプワプワプーワプワ。今までだったらまずグループ名だけで敬遠してしまっていただろうこのグループを発見できたのは2017年らしいなと思う。


変化の一年だった。こんだけたくさんの現場にいくなんて思ってなかったし、新たに好きなアイドルやグループができるなんて思ってなかった。一方で、関わったことのあるアイドルや贔屓にしていたアイドルの卒業・卒業発表も多かった。西野葵を始め、堀井仁菜、白石りか、渡辺くるみ、東江ひかり、陶山恵実里、大塚望由、奥村野乃花…。
全ては変わっていく。音もなく、ひっそりと、確実に。当たり前のことだし、それが生きていくことなんだけど、やっぱり寂しくなったりするじゃないか。だったら、噛み合ってるその時を、瞬間を、ちゃんと楽しむしかない。そんなことを何かあるたび思う1年だった。